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誰もが気になる肩こりの原因!
首や肩、あるいは背中にかけて「張る」「凝る」「痛い」などの感覚を覚える方も多いのではないでしょうか。たいていの場合はこれを肩こりと判断しています。肩こりは首の後ろから背中にかけてのさまざまな筋肉の凝り固まりが原因であることが多いでしょう。ここでは肩こりの原因がどこにあるのか、また肩こりを改善させる方法は何かなどについて紹介します。
肩こりの原因
肩こりの原因は、その人の体格や年齢、生活のしかたなどによって、人それぞれです。一般的に肩こりが原因とされるものは、以下のとおりです。
同じ姿勢を長時間続ける
最近はとくに長時間同じ姿勢でパソコンやスマホに向かう人が増えています。同じ姿勢を長時間続けた場合、肩甲骨をはじめとする筋肉に緊張状態が続き、その結果血行が悪くなり、神経が圧迫されることによって肩こりの症状が発生します。
眼精疲労
パソコン・スマホ・タブレットなどを長時間にわたり使用し、目を酷使することで、ブルーライトや紫外線の影響を多く受けることが多くなりました。それに加え、ストレスや睡眠不足による体調の乱れなどにより、目の疲労が慢性的に起こる人も少なくないでしょう。眼精疲労がひどくなれば、肩こりや頭痛などの症状が出ることがあります。
運動不足
ここ近年、テレワークの普及などから、日頃体を動かしてない人の割合が増加しています。運動不足であれば筋肉が普段使われなくなり、筋肉の緊張や疲労が起こりやすくなるでしょう。それは筋肉が硬くなることで、血行不良を招くためです。
ストレスによる緊張
現在多くの人が、社会生活の中で肉体的または精神的なストレスを受けています。ストレスを受けると、筋肉を緊張させ、自律神経の働きが強くなってしまうのです。とくに肩周辺の筋肉が緊張することで、肩こりが生じます。実際、私たちが受けるストレスは一時的なものではなく、連日ストレスにさらされることは少なくないでしょう。それにより、肩こりが慢性化することがあります。
肩こりが慢性化すると、常に血行が悪い状態が続くことになり、慢性的な疲労を起こしてしまいます。たとえば運動による疲労などの場合は、休息や睡眠で改善させることはできるでしょう。けれども精神的なストレスが重なる場合、休息や睡眠で回復をまかなえないこともあり、疲労が蓄積して、肩こりもまた慢性化してしまいます。
体の冷え
寒いところや冷房が効きすぎた場所で長く過ごしていると、筋肉が収縮して緊張します。体が寒いと感じると、自律神経が乱れやすくなります。その結果、血行が悪くなり、筋肉の緊張状態が強まっていきます。この状態が続くことによって、肩こりの症状が現れるのです。以上のように、肩こりの原因は、何らかの原因によって筋肉が強張り、血流が悪くなることで起こるケースがほとんどです。
肩こりと関連する病気
人間の体は、何かの原因で働きが鈍ってくると、それに関連して別の症状が起こることが多いのです。肩こりになった場合、それによって引き起こされる病気や、肩こりを起こしやすい病気があります。次は肩こりに関連した病気について紹介します。次に述べる症状をおもちの方は、肩こりに関しても気を付ける必要があるでしょう。
高血圧
高血圧の人に見られる症状として、めまい、肩こり、頭痛などがあります。そもそも、血流の悪化が原因となる症状が多く見られるのです。他にも加齢が原因であるケースもあります。その場合、動脈硬化を起こしやすく、血管も狭くなりがちです。またストレスが慢性化すると、高血圧を引き起こしやすいことも知られています。
低血圧
一般的には収縮期血圧が100mmHg未満である状態を指します。低血圧症の人は、立ちくらみやめまいを感じやすいのです。さらに肩こり、疲労感、頭痛、寝起きの悪さなどの症状を起こしやすくなります。
四十肩、五十肩
一般的に「四十肩」や「五十肩」と呼ばれている症状は、正式には肩関節周囲炎といいます。これは加齢に伴って、肩関節やその周辺の組織が、慢性的な炎症を起こして、腕の上げ下ろしや旋回をするときに、痛みを伴うものです。痛みがあっても、継続的に肩を動かす習慣を続けた方が良いでしょう。これを放置しておくと、さらに肩の動きが悪くなってしまうケースが増えてしまいます。
更年期障害
遺伝や生活習慣が原因で起こる症状です。自覚症状がない場合が多く、肩こり、動悸、息切れなどの症状が現れやすいのです。
肩こりの予防法
肩こりを放置しておくと、重大な病気をひき起こす可能性もあります。そこで、日頃から肩こりに対して意識した対策が必要でしょう。その一例を以下に紹介します。
体を動かす
肩こりの改善に最も効果的なのは、適度な運動です。とくに肩甲骨や肩関節を動かすことを意識するとよいでしょう。そうすれば僧帽筋などの背中や肩にある筋肉の血行が良くなります。とくに激しい運動である必要はなく、無理のないものでかまいません。
体を冷やさない
体を冷やすと、血行が悪くなってしまいます。冷えが肩こりを引き起こすことも多いでしょう。そのため、夏場はエアコンによる冷やしすぎや、冬の寒さ対策をしておきましょう。
正しい姿勢を意識する
悪い姿勢は、筋肉に普通以上に負担をかけてしまい、肩こりを引き起こしやすくなります。普段の生活の中で、姿勢を正しくするべきところを見直し、崩していた姿勢を改善させていきましょう。とくにスマホやタブレット、パソコンを使用する時間は要注意です。
まとめ
近年は、スマホやパソコンを使用する頻度も増え、合わせて運動不足など、体を健全な状態で保っている人は少なくなっています。肩こりは今では非常に身近な症状であり、放置すれば深刻な病気に発展する恐れもある症状です。普段から意識をもって体を適度に動かす習慣をつけておきましょう。
「アイリス」は、長野県松本市を中心とした整骨院です。肩こりでお悩みの方、肩こりの治し方を知りたい方はぜひお気軽にお問い合わせください。